2009年01月26日
Windows7レビュー ~インターフェイス編~
Windows7をさわってみた感想とか。 主にウィンドウ操作について。 基本的にはVistaと同様ですが、いくつか変更点もあって割と使いやすくなってます。
詳しい話は続きに。
タスクバー
一番大きく変わったと思われるのがタスクバー。
今まで「アイコン+ウィンドウ名」という表記でしたが、7ではデフォルトだとアイコンのみの表示になります。
設定を変更すれば以前のような表示も可能です(タスクバーを右クリック→プロパティ→「タスクバー」タブ→タスクバーのボタンで、「結合しない」を選択)。
どんなアプリケーションを開いているのかはわかりやすいけど、どんなファイルを開いているのかはぱっと見ではわかりません。
同じアプリケーションで開いているウィンドウは、一つのアイコンにまとめられます。
アイコンにマウスオーバーすると、ウィンドウの一覧がサムネイル付きで表示されます。
サムネイルをマウスオーバーすると、そのウィンドウのみがデスクトップに表示され、いちいちウィンドウを切り替えなくても実際のウィンドウを確認することができるようになっています。
マウスアウトすると元の表示に戻ります。
また、タスクバー上の各ウィンドウのアイコンを右クリックすると、より詳しいメニューが表示されるようになりました。
このメニューはアプリケーションによって固有のようです。
あと、デスクトップを表示するボタンが常に表示されるようになりました。
下の画像の一番右上にあるボタンがそれ。
何も書かれていないので、言われないと気づかないかもしれません。
タスクバーをすっきりと使えるものの、ぱっと現状把握する、という点では以前の方が使いやすいかもしれません。
09.01.26 12:12 追記
タスクバーに表示されるアイコンですが、ドラッグすることで順番を変えることができます。
タスクトレイのアイコンについても同様。
ウィンドウを種類ごとに並べたいと思うことがちょくちょくあったので、この機能はうれしいです。
追記ここまで
ウィンドウ操作
タイトルバーをドラッグしてウィンドウを移動させるとき、画面の端に持って行くとサイズ変更が行われるようになりました。
上端に持って行くと最大化、左右の端に持って行くと右(または左)半分サイズになります。
サイズ変更の際にはこんなエフェクトが。
また、最大化状態のウィンドウを移動させると、最大化が解除されます。
ウィンドウを並べて表示する際にはとても便利な機能です。 ただし、いくつか問題が。
- 上下方向には並べられない
- ディスプレイを複数使っている場合、ディスプレイの境界では何も起こらない
- タスクバーがある端では何も起こらない
とくに、マルチディスプレイの際に、ディスプレイ境界で機能しないのはちょっと残念です。
09.01.26 15:23 追記
タイトルバーをつかんで振ると、そのウィンドウ以外のすべてのウィンドウが最小化されます。
その状態でまた振ると元の状態に戻ります。
なかなか直感的な仕様。
でも、トラックボールだと”振る”という操作はやりにくいです。
タブレットPCだと快適に使えるのかも。
そもそも、こんな操作を必要としたことが無い気も・・・。
まぁ、じゃまにならないからいいんじゃないでしょうか。
追記ここまで
エクスプローラー
Win + E で表示されるエクスプローラーですが、今までディレクトリツリーのみの表示だったサイドバーに「お気に入り」「ライブラリ」「ホームグループ」「ネットワーク」が追加されてます。
「お気に入り」は、ショートカット集。 よく使うフォルダを登録できます。 地味に便利。
「ライブラリ」は、初期設定だとマイドキュメントの「ピクチャ」だとか「ミュージック」だとか。 こちらも自分でフォルダを追加できます。 ・・・「お気に入り」との違いは?
「ホームグループ」は共有フォルダの一覧。 「ネットワーク」はローカルネットワークにあるコンピュータを表示。 要するにマイネットワーク。
あとはVistaと一緒。
まとめ
そこまで大きな変更点はなさそうです。 Windows OSなんだからそりゃそうか。 あと、全体的に動作が軽くなってるような。 しばらく使ってみないと実際のところはわかりませんけどね。キーボード・マウス共有ソフト「Synergy」を使ってみた。
Aero Peekが表示されるまでの時間を変更する。
Windows7 RCを入れてみた。
Windows7レビュー ~アクセサリ編②~
Windows7レビュー ~アクセサリ編①~