2008年11月24日
Firefox Opera化計画
以前Opera Software The Web Seminnerでも書きましたが、
ここ数年、ずっとOperaを使ってきました。
メーラーについてもOperaに付属のものを使っていたわけです。
ブラウザなら常に起動してるからチャックも早いということで。
が、メールアカウントを全部Gmailで管理することにしたときに、
署名が切り替えられないという問題が発生しました。
どうにかならないものかと思って探したらありました。
Gmail Template Switcher(以下GTS)。
ところがこれ、FirefoxのGreasemonkeyスクリプトなんですよね。
要するにFirefoxじゃないと動かない。
Operaにもユーザースクリプトってものがあるのでそこにつっこんでみましたがダメでした。
GM_SetValue()が使われてるのでGreasemonkeyじゃないと無理っぽい。
メールは一カ所で管理したい、でもブラウザはOperaを使いたい・・・!
苦肉の策としてFirefoxをOpera化することにしました。
続きは↓からどうぞ。
Firefoxの使い心地をOperaに近づけるためにばしばしアドオンを入れていきます。
Greasemonkey[Link]
そもそもの目的であるGTSを使うために必須。
とりあえずスクリプトを登録してGTSの設定をする。
設定方法は割愛。
Firebug[Link]
定番の開発ツール。
メインのブラウザとして使うなら入れとかないとどうにもならない。
日本語版もあるみたいだけどFirefox3には対応してないらしい。
特に問題ないので英語版を利用。
Firegestures[Link]
マウスジェスチャー機能を追加する。
地味にロッカーアクション(右クリック中に左クリックで「戻る」など)にも対応してる。
keyConfig[Link]
キーボードショートカットのカスタマイズ。
デフォルトだといじりにくいので。
タブの移動などもキーボードでやりたいので後述のfunction for keyconfigも入れる。
function for keyconfig[Link]
keyConfigの拡張アドオン。
制御できる動作をどっさり追加する。
とりあえずOpera9.2 Compatible仕様に設定。
GMarks[Link]
Opera Linkの代わりに。
Googleがこんなサービスやってるなんて知りませんでしたよ。
GMarksに登録したブックマークをFirefoxのブックマークメニューとして表示する。
検索バーに入力したときの候補には含まれないのがちょっと残念。
ああ、どんどんGoogle依存になっていく・・・。
Tab Mix Plus[Link]
タブ機能の拡張。
デフォルトだとそんなにいじれないので。
新しく開くタブをタブバーのどこに置くか、などを設定できる。
Tree Style Tab[Link]
タブを縦置きにするために導入。
タブは右端に縦置きがいつものスタイルなので。
どのページからどのページを開いたのかが視覚的に把握できるのでなかなか使いやすい。
Speed Dial[Link]
Operaのスピードダイアルをパク(ryリスペクトしたもの。
Operaを使ってるときはそんなに意識しなかったけど、無くなると結構不便です。Speed Dial。
あとは余計なボタン類を全部非表示にして、検索にキーワードをつけたら設定完了。
こっちがOperaで、
※画像クリックで拡大
こっちがFirefox
※画像クリックで拡大
見た目はほとんど同じに。
機能的にはOperaとほぼ同様になったはずだけどやっぱり何かが違う・・・。
動作が重い訳じゃないけど固いというか何というか。
他にもMDI(タブを子ウィンドウとして並べて表示、など)じゃなかったり タブバーでマウスジェスチャーが効かない(全画面Flashの時なんかに便利) なんて不満点もありますが、 とりあえずGmailに署名の切り替え機能が付くまではFirefoxを使っていこうと思います。

なるほど、その手がありましたか。
ちょっと試してみます。

GTSをOperaでも動作するようにしてみましたので、よろしければお試しください。
http://www.r-stone.net/blogs/ishikawa/2008/11/gmailgreasemonkeygmail-template.html
おおっ待ってました!
早速試させていただきます。
